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スケーリング

3歳以上の子の80%以上が「歯周病」です。
その原因は、歯垢の塊である歯石です。
以下のような症状がある場合は、全身麻酔下での超音波スケーリングをオススメします。 |
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・口臭が気になる |
・ご飯を食べにくそうにする |
・歯茎が腫れている/歯石がついている |
・よだれが出ている |
・歯がぐらついている |
など |
そしてそれらは、心臓・腎臓・肝臓・糖尿病のリスクを高める原因になります。
歯周病は命に関わる重大な病気です。
超音波スケーリングの進め方
1.全身麻酔をかけて実施しますので、まず術前検査が必要になります
①血液検査(肝機能、腎機能、貧血などチェック)②凝固系検査(抜歯をすることもあるので、血液凝固異常がないかの確認)
③心電図検査(不整脈、波形に異常がないか確認)
2.検査結果より処置や麻酔のリスクに関する説明をします
3.同意書並びに処置前の注意点を説明し、処置日の予約を取っていただきます
4.処置の前後1週間は、漢方薬を飲んでいただきます。
全身麻酔による免疫力低下及びDICを予防するため5.処置日前日より入院します
①お預かり中に体調のチェックや、絶食・絶水などを対応します②以前なら全身麻酔前は、前日から絶食をしておりましたが、液体フードなら胃からの排出が早いので当日朝まで飲んでもらえます。
高栄養の液体フードを与えることにより、体力を保持し免疫力を維持したまま処置にのぞめます

6.午前の診察が終わり次第、スケーリングを実施します
超音波スケーラーとハンドスケーラーを用いて歯垢、歯石を除去します超音波スケーラーによる処置は歯垢中の細菌が飛沫するため、獣医師や愛玩動物看護師は外科用マスクを使用します。
口腔内はオゾン水や、中性電解水で消毒します。

7.ポリッシング
スケーリングを行った後の歯には細かい凸凹が残っています。これを研磨して歯面を滑らかにします。こうすることで歯石の再付着を防ぎます。
研磨には、フッ素入りの2種類の研磨剤を使用します。

8.半導体レーザー照射
半導体レーザー照射により、歯周ポケット内の殺菌と歯肉の炎症を蒸散し、歯肉を歯根面に再付着させることができます。再付着することで歯周ポケットがなくなり、歯肉組織の再生を促します
9.術前・術後管理を実施します
①免疫活性処置(インターフェロン、またはオゾン注腸)②衛生ケア
③乳歯抜歯
④術後ICUでの管理

10.処置後のご案内
午後の診察18:00以降にお迎えに来ていただきます。抜糸や縫合をした場合、翌日から中性電解水スプレーにて口腔内を消毒していただく場合があります。
1週間後、再診のためご来院ください。
衛生ケアを行っております。
まもなく麻酔から覚醒します。

ブラックライトを用いて歯垢歯石が付いていないか細かくチェック
スケーリングの手術のあとは1週間後、獣医師による歯のチェックと、愛玩動物看護師による歯磨き指導があります。
その後は3ヶ月毎の検診を1年間行い、キレイで健康な歯を保てるようサポートいたします。
1年後、頑張って検診に通い歯をキレイに保つことが出来た子たちには
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