スマイル動物病院|奈良県天理市|犬、猫対応

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代替療法

頸部椎間板ヘルニア ドーベルマン9歳 他院にて手術後、起立不能で来院。鍼灸、レーザー治療により回復

スマイル流 「統合医療」

統合医療=西洋医学 ✚ 代替療法 により、様々な不調のコントロールを目指します

代替療法による不調のコントロールとは

動物が飼い主様とともに笑顔で心豊かな生活を送れること(寿命を延ばし、苦痛を和らげ、QOLをあげる)を目標とし、動物に負担のかからない治療をご提供する為、以下のような代替療法を取り入れています。

治療方法は、動物の症状を確認しつつ、飼い主様とご相談しながら決めていきます

対象となる症例と、実際の治療例

がん

悪性リンパ腫・乳腺癌・アポクリン腺癌

筋骨格系の疾患

頸椎椎間板ヘルニア・腰椎椎間板ヘルニア

皮膚の疾患 

かゆみ・外耳炎・アトピー性皮膚炎

神経の症状

特発性などのてんかん・認知機能低下症・夜鳴き・分離不安症

その他の症状

夜尿・消化機能の低下・蛋白漏出性腸症・膀胱炎・胆のう、肝臓系の疾患 

症状や状況によって、選べる統合医療

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1.『手術』✚『漢方薬』✚『サプリメント』

悪性の腫瘍は手術をしても再発する可能性があります。再発防止や術後の免疫力強化のために症状に合わせ漢方薬や自然由来のサプリメントなどを選び処方します。これにより、血管肉腫など、腹腔内で破裂した悪性腫瘍の手術後転移・再発するケースが減ってきています。

また漢方薬には、以下のようなメリットもあります

1.副作用が少ない

病気の治療と考えた時、化学的に作られた薬は、効果も高い分、副作用が出る可能性が否めません。
一方、漢方の場合は、自然由来物に含まれる有効成分を用いるため副作用が少ないとされています。
 

2.動物の体に負担が少ない

病気はストレスなどにより体のバランスが崩れる事でも発生します。内服薬は、体のバランスではなく、症状を抑える目的で使用するため、バランスの崩れた体には少なからず負担がかかります。
一方漢方薬は、体が本来持っている治癒力を活性化し、崩れた体のバランスから整えていくため、体への負担が少ないのです。

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2.局所麻酔 + レーザー治療(ハイパーサーミア)

衰弱時や高齢での全身麻酔は、心臓に対する負担が大きくなります。リスクを避けたい場合には、負担の少ない局所麻酔と高出力半導体レーザーを使用し、腫瘍を取り除いたり、小さく切り取ることで、痛みを取り除き、QOLが改善できます。
また、マイルドハイパーサーミアは43℃で体の深部にあるがん細胞を狙い撃ちします(43℃はがん細胞を弱らせることのできる温度)

※写真はマイルドハイパーサーミア

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3.オゾン療法 + 抗がん剤治療(など)

人工的に作り出したO3(オゾン)は、体内では瞬時にO2に変化します(酸化)
体はその酸化を感じた時に、抗酸化作用の自己治癒力を発揮します。自分自身の体の力を活性化させる治療法として、オゾン療法はドイツなどヨーロッパでは保険適応の治療法として広く使用されています。
当院ではこのオゾン療法を自己治癒力を高める治療として、様々な治療と併用し、取り入れています。

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4.鍼治療 + 温熱療法(灸や半導体レーザー)など

鍼を刺す効果は色々あります。まず筋肉を支配する神経が抑制されるため、血管が広がり、血流がよくなります
また、鍼を刺される刺激を脳が「異物の侵入」ととらえることで、異物排除(免疫活性)の役割を持つ白血球が大量に集まってきて、患部の痛みや炎症までも一緒に治そうとします。
更には、神経系が刺激されることで、鎮痛物質などのホルモンが産生され、痛みを和らげたり、免疫を活性化させることに繋がります。
またこれらすべては、動物が本来持つ力(自然治癒力)を利用する為、非常に安全です。

代替療法の症例について

ご相談ください

当院では、専門家による勉強会を実施し、スタッフの代替医療への知識向上に努めております。ご不明な点やご質問がございましたら、ご遠慮なく当院スタッフまでお問合せください。